エキゾチック・アンバーライト 石原岳堡塁 その2
そういえば佐世保要塞について何も書いていませんでした。
軍港・佐世保の防衛を目的に建造された砲台群で、今回紹介する石原岳堡塁のほかにも7箇所が備えられたようです。
前回の記事の通り、この石原岳堡塁が築かれたのは1899年。
時期的にはやはり広島湾要塞と同じくロシアに対する備えなのでしょう。
前回までの写真だと、非レンガの非常に保存状態の良い地下掩蔽壕があるだけでしたが、
ここの独特の構造は今回上げる部分です。

地下掩蔽壕の一番隅に、このようにトンネルらしき穴が口を開けています。
正面から撮ればいいものを、あまり枚数稼いでいないのでなかったりしますが…
この中に入ってみます。

中はこのように琥珀色の照明が付けられ、
壁の白漆喰がその光を受けてなんともいえない非日常的な雰囲気を醸し出しています。
見ての通りかなり急勾配で(わかりにくいとは思いますが、ブロックは平行に積んであります)、
長さも結構あります。
構造的に水が貯まりそうですが、排水設備が整えられているので水没することはなさそうです。
このライト、私が行ったときは煌々と点灯していたのですが、
他の方がここに行かれたときにはついていない事があったそうです。メンテナンス用とも思えませんが…
誰もいない状態で付けておくのも無駄ですし、団体での予定や整備の時にしか点灯しないのかも。

突き当りまで行くと、3、4段の階段を経て左右に別れます。
それにしてもライトの色が良い感じです。もっと写真撮っておけばよかった。

で、左右それぞれに同じタイプの部屋が設けられています。
写真左側の壁に穴があいているのが見えると思います。この穴から堡塁に侵入してきた敵兵を撃つ仕組みです。

その穴(銃眼と言います)から外を見る。外には誰もいません。

外から中を見る。やはり中には誰もいません。

外側から防御設備を見るとこんな感じ。濠もあります。
この銃眼の外側も盛り土がしてあり、
そして砲座などがある高台との間にある周回路に入ってきた敵を撃てるようになっています。
と書いたところでわかりにくいですね…
この銃眼付きの個室が堡塁内に計3箇所、
階段の左右に一箇所ずつと別に独立した形で堡塁内に一箇所あったようなのですが、
独立したタイプの方は素通りしてしまって写真がありません(´・ω・`)
この他には、前回上げた記事の地下掩蔽壕と同じタイプの壕が、地下部の上に掛かる階段の先に3つ。
それで残っている遺構は全部です。
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解説するには撮っていない部分の写真が多く、ここもいつか再訪したい所です。何より防御施設の作りが独特ですからね。
ライトの色も良かったですし、点灯していないなら点灯していないなりの姿を写すこともできますし。
写真を撮って遊ぶ身としては撮る甲斐のある施設だと思います。
この中、でかい虫がたくさん入っているので、ライトが付いてないと心配な所ですが…
ただ、ここはアクセスに少々難があって、佐世保からはバスを乗り継いだ後に徒歩30分位なのですが、
そのバスの乗り継ぎに3分しかなく(しかも佐世保のバスはあまり急がない)、
私が行ったときにはバスが遅れて西海橋のたもとからタクシーを使うことになりました(´・ω・`)






















